課題名 | キイロコキクイムシの餌を通じたマーキング法(285) |
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課題番号 | 1992004398 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
森林科学園・生物研 |
研究期間 | 完H02~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | 人工飼料(シルクメート+エビオス+アカマツ樹皮)に色素としてカーミン、ローダミンB、ニュートラルレッドを1%、5%、10%、20%の濃度で加え、キイロコキクイムシの2齢、3齢幼虫をそれぞれの飼料で20個体づつ無菌状態で飼育した。いずれの場合も、色素を加えなかった場合と同様に、成虫の羽化数は極めて少なく、人工飼料の性能に問題があったことが指摘された。色素で染色した餌木には成虫はよく産卵し、次世代の成虫が数多く羽化したが、成虫個体の染色状態は、ローダミンBを用いた場合が著しくすぐれていた。ローダミンBで染色した餌木で飼育することによりキイロコキクイムシ成虫のマークが容易になり、新しい松くい虫防除法の開発に利用できる。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 天敵利用 防除 |