課題名 | 除草剤によるササ制御と広葉樹稚幼樹の反応(349) |
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課題番号 | 1992004467 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
北海道・造林研 |
研究期間 | 止H01~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | これまで行ってきた落葉広葉樹稚幼樹に対する塩素酸塩除草剤とテトラピオンの薬害をとりまとめた。林内に天然更新した稚幼樹のうち、塩素酸塩除草剤に対して枯死率が低く抵抗性が大きかったのは、ミズナラ、ナナカマドで、抵抗性が小さかったのは、イタヤカエデ、シナノキ、アサダであった。散布時期は成長休止期の10月がよい。一方テトラピオンの薬害に抵抗性があったのはイタヤカエデで、ミズナラは枯死率が高かった。この結果は塩素酸塩除草剤と逆である。ただし全体的に稚幼樹の枯死率は塩素酸塩除草剤よりも低い。またテトラピオンの散布時期は春から夏がよいことが示唆された。薬害への抵抗性は苗木の大小でも異なり、大きい個体ほど抵抗性が高かった。 |
カテゴリ | 病害虫 かえで 管理技術 経営管理 除草剤 抵抗性 |