課題名 | 林分成長の解析と収穫予測(537) |
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課題番号 | 1992004654 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
関西・経営研 |
研究期間 | 継H01~H06 |
年度 | 1992 |
摘要 | 兵庫県の数森林計画区について、広葉樹賦存量調査の資料から多変量解析手法によって広葉樹林の樹種別資源構成上の特徴を検討する。各計画区ともコナラの材積が最も多く、ついでクヌギ、クリ、サクラが多かった。山陰側ではミズナラ、ブナ、クリ、ケヤキが多く、山陽側ではこれらが少なくアカマツなどの針葉樹を多く含んだ。主成分分析の結果、いずれの計画区でも第1主成分はコナラが大きい正の因子負荷量を示した。またクヌギの因子負荷量も大きく、コナラが多い林分、コナラとクヌギの混交林およびコナラが少ない林分を区分するのに第1主成分が使用できると考えられた。広葉樹類の詳細な成長解析のためには樹冠・幹形解析装置の導入が必要である。 |
カテゴリ | くり 経営管理 さくら 収穫予測 |