課題名 | キオビエダシャク防除の基礎的研究 |
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課題番号 | 1992004721 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州森林生物・昆虫管理研昆虫研昆虫病理研 |
研究期間 | 新H03~H04 |
年度 | 1992 |
摘要 | イヌマキにしばしば壊滅的被害を与えるキオビエダシャクについて、初年度は音声による振動を使った駆除についてのデータを収集し、被害林分の食害を調査し、食害量を推定する。次年度は導入可能天敵の検索を行なう。野外から採集した幼虫に対して20Hz~20KHzの正弦波と矩形波を60~90dBの音量で当てたが、懸垂・落下する個体はいなかった。強制的に懸垂糸を切って、幹から60cm以上離れた位置に落とすと、再登上する個体は全くなかった。飼育によって、1頭の幼虫は蛹化までに6~7齢経過することが判明し、その間イヌマキの葉を約40本消費すると推定された。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 防除 |