課題名 | スギ並材生産地域の主産地形成(608) |
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課題番号 | 1992004726 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州・経営研 |
研究期間 | 継S60~H04 |
年度 | 1992 |
摘要 | (1)現状では林業財政の拡充は期待できず、現在のままでは国有林・民有林双方の危機を支えきれない。(2)事業対象地域の選別を強化した上で、限定された地域に事業規模の大型化が図られている。(3)また、上流域の森林整備に対して下流域の費用負担を求める森林整備協定の締結を求めうる体制が認められた。(4)しかし、下流の費用負担も上流の森林をどのように管理していくかを示さないことには、下流域の理解を求めることはむずかしい。(5)このように今回の森林法の改正と政策手法の転換は、林業財政の枠内で外部資金の導入に途を開きつつ、林業危機を一挙に克服することを狙ったものである。(6)しかし、流域管理システムとはいっても計画体制も森林整備協定の合意形成方式も整っていない。 |
カテゴリ | 管理技術 管理システム 経営管理 |