課題名 | スギザイノタマバエの生物的密度変動要因(615) |
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課題番号 | 1992004730 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
九州・昆虫研 |
研究期間 | 完S62~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | スギザイノタマバエ3齢幼虫の体液をウサギに注射して血清を得、抗血清法により天敵類の評価を行なった。重層法により、吉無田試験地のスギ樹幹から得られた捕食性昆虫類の反応を調べたところ、クモ、ゴミムシ、ムカデが主な天敵であることがわかった。ゴミムシとクモは、スギザイノタマバエの第1回成虫発生期前の時期に密度が高く、ムカデは2回目の成虫発生期の中間期に最も密度が高かった。総合すると、4月から10月までのスギザイノタマバエ3齢幼虫捕食率は平均5.2%であった。幼虫捕食者が捕食された場合やアリのような捕食者の評価ができない問題点が残った。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 防除 |