課題名 | アレロパシー物質産生性(849) |
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課題番号 | 1992004935 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
生物機能・活性研 |
研究期間 | 継H02~H04 |
年度 | 1992 |
摘要 | 組換え植物がアレロパシー物質を産生した時の活性の程度を把握する為に、既存のアレロパシー物質の程度を数種の植物を用いて検討した。本年度は、報告例の多いフェノール性化合物の中から、生合成的に関連のあるケイヒ酸誘導体及びクマリン類、安息香酸類を検討した。結果としては、■検定植物の成長へのアレロパシー物質の影響はケイヒ酸同様、クマリン酸、安息香酸類、共に植物の幼根側の方へ胚軸側よりも強く現われたこと。■検定植物に対する抑制活性(幼根、胚軸共に)は、クマリン類が、他の物質群に比べ、抑制活性が強かったこと。■配糖体になると、抑制活性が低くなること。■各化合物群共に、物質の生合成の順と成長抑制活性との間に一定の傾向があることが明らかとなった。 |
カテゴリ | アレロパシー物質 栽培技術 |