木材腐朽菌の樹種選択機構の解明(857)

課題名 木材腐朽菌の樹種選択機構の解明(857)
課題番号 1992004942
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 森林生物生物機能・微化研腐朽研(科長)
研究期間 継H01~H04
年度 1992
摘要 カワウソタケの担子胞子発芽率を5種類の培地で調べた結果、30℃でサクラ材熱水抽出物を加えた培地で発芽が良く、抽出物中に発芽促進物質があることが示唆された。更に熱水抽出物を溶媒分別し活性画分を検索した結果、ブタノール抽出画分にあり、樹皮部の方が活性は高かった。酢エチ抽出画分にも活性があるので、配糖体等の化合物が活性成分として推定された。発芽温度特性については、4℃~28℃では10日後でも発芽せず、40℃で高い発芽率を示した。菌寄生菌であるTrichodermaの分生胞子発芽に対しサクラ木部熱水抽出物は、発芽率を大幅に抑え、発芽管長も抑えることが判り、何らかの発芽抑制物質が存在することが示唆された。
カテゴリ さくら 木材腐朽菌

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