課題名 | 熱帯林の熱・水収支(894) |
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課題番号 | 1992004976 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
森林環境・気象研水資源研水流出研 |
研究期間 | 継H02~H04 |
年度 | 1992 |
摘要 | 熱帯林の気候形成・水資源保全に果たす役割を解明するため、本課題では、マレーシアにおいて、水文観測研究を実施する。本年度は、すでに降雨・流出観測の行なわれているBukit Tarek 試験地において、斜面土層の構造・土壌物理性を調査するとともに、テンシオメータによる尾根部と斜面下部での土壌水分モニタリングを開始した。土研式簡易貫入試験機による土層構造調査の結果によれば、表層土層深は尾根部で約60cm、斜面下部で1m以上であって尾根部が浅かったが、風化土層深は尾根部が厚い傾向があった。また、表層土層の土壌を400cc サンプラーで採取し飽和透水性を測定したところ、尾根部・斜面下部ともに、深くなるにつれて小さくなる傾向がみられた。 |
カテゴリ | モニタリング |