課題名 | 稲病害に対する新殺菌剤の作用特性に関する研究 |
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課題番号 | 1992002604 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試) |
研究分担 |
水田利用・病害研 |
研究期間 | 単H03~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | 新しく開発されたイネいもち病防除薬剤として0301粒剤及びイネ褐条病防除薬剤KNF-320フロアブルの作用機作、防除効果、薬害の有無について検討した。0301粒剤の育苗箱当り50g・80g施用共に、対照薬剤トリシクラゾール80g施用よりも明らかに高い防除効果が認められ、薬害もなく、実用性があると考えられた。本剤は従来の薬剤よりも持続期間が長い特性を持っていた。KNF-320フロアブルの200倍液24時間、20倍液10分間浸漬、20倍液スラリー処理、7.5倍液吹付け処理は、対照薬剤のカスガマイシン液剤の1000倍液24時間浸漬と同等の防除効果を示した。いずれの処理区とも発根や初期生育の遅延が認められたが、その程度は軽微で、実用性が高いと考えられた。 |
カテゴリ | 病害虫 育苗 いもち病 環境制御 水田 水稲 防除 薬剤 |