| 課題名 |
大規模水田作営農における資金管理と経営診断法の確立(113) |
| 課題番号 |
1992002624 |
| 研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試)
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| 研究分担 |
地域基盤・経営管理研
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| 研究期間 |
完H01~H03 |
| 年度 |
1992 |
| 摘要 |
水稲+作業受託+大麦・大豆+もち加工を基幹とする農事組合法人(新潟県)を対象に経営分析(昭62~平元)を行い、自己資本が確立した協業経営(特に法人経営)の収益性、財務安全性、生産性の時系列分析について、一般企業の経営分析法の有効性を確認した。ただし、この中で収益の労働への分配いかんによって収益性指標が大きく変わることには注意を要する。さらに、この事例を素材に経営分析のマニュアル化を図った。次に、昭和63年度の月別経営収支の推移と資金対応を検討した。この結果、定期預金(出資金)を担保とする手形借入金の導入により、短期資金の機動的な導入と資金調達コストの削減を図り、同時に一定の手元流動性を確保していることが明らかになった。さらに、設備投資については、減価償却相当額を長期借入金の元金償還に充てる形が取られており、いわゆる減価償却費の内部金融効果の活用が確認された。これは財務安全性を確保した上で、拡大再生産投資を可能にするものである。このような短期的・長期的資金管理を可能にしているのは、構成員の出資金による自己資本の蓄積であり、この点から20%台の自己資本比率が一定の規範性を持つ。本研究の成果である経営分析手法と自己資本をベースとする資金管理法は、農業法人経営に適用しうる。ただし、経営分析指標のそれぞれに規範的水準を設定する作業は残された(平4より「担い手特研」に引き継ぐ)。
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| カテゴリ |
大麦
加工
経営管理
経営診断
コスト
水田
水稲
大豆
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