熱帯半乾燥地の重粘土壌における一時的湛水が根系の発達に及ぼす影響(39)

課題名 熱帯半乾燥地の重粘土壌における一時的湛水が根系の発達に及ぼす影響(39)
課題番号 1992003869
研究機関名 熱帯農業研究センター(熱研)
研究分担 研一(部長)
研究期間 継H01~H06
年度 1992
摘要 モンスーン期間中に起こる圃場の一時的湛水による早生キマメの湿害、特に根系での生理、形態的な障害を窒素追肥により軽減できるかを検討した。圃場の3日間湛水処理により、湿害を被った根系では窒素吸収能並びに共生窒素固定能が著しく低下したが、処理直後、浅い土層で一時的に新根を無湛水区よりも速やかに形成した。これが湛水処理後2日目の追肥窒素の吸収を効率良く行わせた原因と推察され、地上部の低窒素含量は速やかに回復した。一方、湛水処理により、深い土層での根密度は減少したが、窒素追肥によってかなり回復した。以上の結果、圃場の短期湛水による根系での湿害は適切な時期の窒素追肥によって、軽減できることが明かとなった。
カテゴリ 亜熱帯 乾燥 栽培技術 湿害

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