課題名 | 熱帯果樹ウイルス性病害の生態解明と制御技術の開発(79) |
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課題番号 | 1992003907 |
研究機関名 |
熱帯農業研究センター(熱研) |
研究分担 |
沖縄・熱帯果樹研 |
研究期間 | 継H02~H06 |
年度 | 1992 |
摘要 | タイにおけるカンキツグリーニング病の発生は、調査した全ての県(11県)で認められたが、ブンタンにはほとんど病徴が認められず、台湾やフィリッピンで報告されているブンタン類を侵す病原体系統は発生していないことが明らかになった。罹病樹のうち相対的に病徴の程度を異にする32樹を選び、検定植物に接種して病徴を比較した結果、病徴を発現した8株は原寄主の症状の軽重にかかわりなく、病徴及びその程度に差は認められなかった。一方、トリステザウイルスは、検定した255樹のうち70樹に保毒が認められたが、実生樹(0/7)及びブンタンのほとんど(144/145)は無毒であり自然感染の発生頻度の低さが推測された。 |
カテゴリ | 病害虫 亜熱帯 栽培技術 ぶんたん 防除 その他のかんきつ |