貝毒原因プランクトンの出現時期の把握とその環境背景の吟味(49)

課題名 貝毒原因プランクトンの出現時期の把握とその環境背景の吟味(49)
課題番号 1992005465
研究機関名 日本海区水産研究所(日水研)
研究分担 海洋環境・海動態研(部長)
研究期間 完S61~H03
年度 1992
摘要 下痢性貝毒の原因プランクトンであるDinophysis属と麻痺性貝毒の原因となるAlexandrium属について,出現の時期及び場所と環境条件を検討した.D.fortiiは日本海沿岸域では南部の山口,島根沿岸で4~5月,北部の山形,秋田沿岸で6月頃出現し,対馬暖流による移送が考えられた.しかし,北部ほど密度が高くなる傾向がみられる場合があり,環境としての流れによる移送だけでは分布特性を説明できない.本種の栄養要求あるいは生活史からのアプロ-チが必要であるが,それには環境条件の吟味と共に培養技術の確立が不可欠である.D.acuminataは,D.fortiiよりも出現密度は低く,下痢性貝毒との関連は少ないと考えられた.Alexandrium属の出現頻度は極めて小さかった.本属にはシストを形成するものが多く,シストの分散によって,今後分布域が拡大する可能性もあるので,継続したモニタリングが必要である.
カテゴリ モニタリング

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