課題名 | 赤黄色土のコロイド特性解明(147) |
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課題番号 | 1992003061 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
生産環境・土壌特性研 |
研究期間 | 継S63~H05 |
年度 | 1992 |
摘要 | マレ-シアの水田転換畑では,土壌コロイドの分散性の大小が最大の問題点となる.現地の赤黄色土樹園地表土では土壌構造の発達が良好で,土壌コロイドの分散性は極めて低い.しかし,灰色低地土の水田や転換畑では土壌構造の発達が弱く,降雨により表土からコロイドは容易に下層や側方に分散し,畝表面での硬盤の形成や作土層下部での不透水層の形成などで,土壌肥沃度が著しく劣化する.そのため,転換畑では,トウモロコシの発芽不良や萎凋現象が認められた.圃場内外での排水施設の設置,土壌改良資材の投与,マルチの施用などの対策が必要である. |
カテゴリ | 水田 とうもろこし 土壌改良 発芽不良 |