課題名 | 移動性害虫の行動習性の解明 |
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課題番号 | 1992003144 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
地域基盤・害虫行動研 |
研究期間 | 新H04~H07 |
年度 | 1992 |
摘要 | 九州地域では海外からの飛来侵入や、季節的に寄主転換を行なうなど、移動性害虫の重要度が高い。これらの移動性害虫は飛来源が不明であったり、突発的に発生するため発生予察が困難な場合が多い。同一種の害虫であっても環境要因や遺伝的形質によって移動型個体群や増殖型個体群を形成するが、本課題では、移動性害虫の移動が起こる環境要因を明らかにする。また、飛来源が明らかでない害虫に対しては、寄主選好性や共生微生物の種類等の個体群の特性を表す形質を明かかにして飛来源の推定に役立てる。初年度はコブノメイガ移動個体発現に係わる環境要因の探索や、ウンカにおける寄主選好性や共生ウイルスの種類等、個体群の特性を表す形質の検出・検定を行なう。 |
カテゴリ | 病害虫 遺伝的形質 害虫 防除 |