課題名 | 連・輪作と天敵微生物の組合せ利用による生態的線虫害防止技術の開発 |
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課題番号 | 1992003166 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
地域基盤・線虫制御研 |
研究期間 | 新H04~H06 |
年度 | 1992 |
摘要 | 高収益畑作の達成のためには重要連作障害要因である有害線虫の防除対策が不可欠であり、線虫の薬剤による防除にはコスト的にも不利が多い。一方、線虫の天敵類は圃場条件で単独施用されても効果は出にくい事が知られるが、線虫密度が自然的に減衰する線虫抑止土壌ではしばしば複数の天敵微生物が検出されている。そこで本研究では線虫の生物的防除資材としてその効果が期待される出芽細菌を中心としてその単独利用ではなく、卵寄生菌、線虫捕食菌等とを複合的に利用し、さらに作物の連・輪作との組合せにより、線虫密度の相乗的抑制効果を発揮させる条件を解明する。これにより薬剤防除法に代る線虫害の生態的防止技術が開発される。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 コスト 生物的防除 防除 薬剤 輪作 連作障害 |