課題名 | 稲品種の病虫害抵抗性の検索(31) |
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課題番号 | 1992000005 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
作物開発・稲育種法研(稲育種班) |
研究期間 | 継S58~H04 |
年度 | 1992 |
摘要 | 東南アジア諸国及び中国から新規に導入されたイネ200品種について、縞葉枯病抵抗性といもち病抵抗性の検定を行い、育種素材としての潜在能力を調査した。縞葉枯病ウイルスを保毒するヒメトビウンカを放飼して幼苗期の抵抗性を検定した結果、中間的な反応を示す品種が多く、抵抗性品種を明瞭に判定できなかった。接種法を改良し、再検討する必要がある。幅広い病原性を持ついもち病菌(437.7Mレース)を幼苗期に噴霧接種した結果、明瞭な抵抗性反応を示した品種は、全体の12.0%であった。中間的な反応を示す品種が43.0%あり、日本産いもち病菌に対する外国品種の抵抗性の遺伝的構成の複雑さが示唆された。 |
カテゴリ | 病害虫 育種 遺伝資源 いもち病 縞葉枯病 抵抗性 抵抗性品種 ヒメトビウンカ 品種 |