課題名 | 作物マイコプラズマ病発生における地域特性の解明(142) |
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課題番号 | 1992000142 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
病害虫防除・マイコ防研(マイコ病班) |
研究期間 | 継H02~H07 |
年度 | 1992 |
摘要 | 野菜類のマイコプラズマ病の媒介虫として,ヒメフタテンヨコバイ(MS)とキマダラヒロヨコバイ(Sf)があり,それぞれのMLOを媒介する。両媒介虫が混在する地域において,両者のMLO(MsーMLO,SfーMLO)の伝搬や発病に特性がみられるかどうかを知るため,両MLOの接種保毒虫数を変えて,シュンギク幼苗に同時接種した場合のMLOの伝搬について調べた。その結果,発病シュンギクのMLOは,接種保毒虫数に関係なく,MsーMLOかSfーMLOのどちらかで,両MLOの重複感染はみられなかった。この場合,試験セットによって伝搬MLOが異なることから,MLOの伝搬は保毒虫の数より,むしろ他の要因が強く関与していることが推察された。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 しゅんぎく |