土壌病害の物理的制御法の開発(127)

課題名 土壌病害の物理的制御法の開発(127)
課題番号 1992000159
研究機関名 農業研究センター(農研センタ)
研究分担 病害虫防除・土壌病害研(畑病害班)
研究期間 継S63~H04
年度 1992
摘要 ホウレンソウ萎ちょう病発病圃場において平成2年8月に実施した熱水処理の効果持続性を調査した。昨年度試験の熱水処理区、クロルピクリン処理区、無処理区に平成3年5月ホウレンソウを播種した。収量は無処理区50に対して熱水処理区140、クロルピクリン処理区155となりほぼクロルピクリンに準じた効果持続性が認められた。土壌のFusarium oxysporumの数は熱水処理区では無処理区の1/100に減少していた。検出したFusarium oxysporumのうちnit変異菌株の菌糸和合性による調査から病原菌の検出率は無処理区48.7%に対して熱水処理区は29.3%となり、熱水処理区で非病原性フザリウム菌の検出率が高い傾向があった。ホウレンソウ萎ちょう病に関しては実用的効果が見込まれる。
カテゴリ 病害虫 害虫 管理技術 くり 播種 ほうれんそう

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