大豆シスト線虫レース判別技術の開発とレース別育種材料の検定(150)

課題名 大豆シスト線虫レース判別技術の開発とレース別育種材料の検定(150)
課題番号 1992000166
研究機関名 農業研究センター(農研センタ)
研究分担 病害虫防除・線虫害研(線虫害班)
研究期間 完S00~S00
年度 1992
摘要 ダイズシストは環境抵抗及び薬剤に対する感受性が低く、防除が極めて困難で、低収益性のため高価な薬剤防除ができず、抵抗性品種に頼らざるを得ない。ここでは抵抗性の解明と生態的防除法の開発をめざして、感受性品種(エンレイ)と抵抗性品種(系統:東山93号)の3連作による線虫密度の推移と加害様相を解析した。東山93号ではシスト幼虫の検出が少なく、顕著な線虫密度抑制効果を実証できたが、サツマイモネコブ幼虫が多数検出され、本品種がネコブを増殖させることを見いだした。また、エンレイはシスト・ネコブ両線虫に対して感受性を示した。従って、ダイズ線虫害回避対策としては、ダイズシスト抵抗性に加え、ネコブ抵抗性にも配慮すべきことが示唆された。
カテゴリ 病害虫 育種 害虫 管理技術 大豆 抵抗性 抵抗性品種 品種 防除 薬剤

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