課題名 | クログワイの生物的防除技術の開発(170) |
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課題番号 | 1992000185 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
耕地利用・水田雑草研(雑草班) |
研究期間 | 継H03~H05 |
年度 | 1992 |
摘要 | クログワイの生物的防除に有望な病原微生物には数種の菌株があるが、本年は Nimbya scirpicola を中心に除草効果と環境要因の影響、クログワイ変異系統への効果の差異等について検討した。ポット及び圃場試験ともに、病原微生物の散布後は、微生物による発病は明らかで3週間程度で病微は安定し、その程度は、本試験のもとでは微生物剤の散布濃度、添加物の種類等によって大きな差異はなかった。しかし若干発病効果が高まる区もあった。散布後1か月以上を経過すると、クログワイが再生長を始めて枯殺効果が低下する場合が多かった。またクログワイ系統として平野群の他に水田群及び大島群も供試したが、系統によって発病に若干の遅速があった。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 雑草 除草 水田 生物的防除 |