課題名 | イチョウ組織カルスの誘導と培養(43) |
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課題番号 | 1992003761 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研) |
研究分担 |
食品工学・生体反応研 |
研究期間 | 完H01~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | 前年度までに、600ml(3Lフラスコ)レベルまでの安定した液体培養系のための諸元を設定したが、細胞塊が3mm以上となり、培養効率や操作性が悪かった。また、1~3mm以下の細胞集塊は継代しても増殖しなかった。ステンレス製篩を用い繰り返し細胞を分画し、微小細胞集塊を集め培養を検討したが、母培養液の添加の有無に関わらずいずれの区画も細胞の生育はみられず、褐変し死滅した。そこで、固形培地培養保存株から液体培養系を新たに作出し、培養初期段階から細胞分画を行い、微小細胞集塊を順化させつつ培養を検討した結果、微小細胞集塊密度を高めることにより53~500マイクロmの細胞塊を50ml(200mlフラスコ)レベルで2週間周期で培養できる系が得られた。 |
カテゴリ | いちょう 加工 |