課題名 | 野菜の高度品質管理技術の開発に関する緊急研究 |
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課題番号 | 1992003775 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研) |
研究分担 |
食品工学・流通工学研 |
研究期間 | 単H03~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | さといも、そらまめについて、産地での予冷方式(さといもは差圧予冷及び強制通風予冷、そらまめは真空予冷及び強制通風予冷)や輸送手段の組み合せ別(冷蔵トラック、海上コンテナ、JR貨物)による鮮度保持効果の優劣、及びコストの比較検討を行い、今後の効率的な低温輸送システムを探るため、産地(鹿児島県)から消費地(京浜市場)への輸送実験を行った。その結果、収穫して集出荷施設に搬入するまでの時間が経過しているものは、予冷、低温輸送を行っても、むれ等により品質劣化が生じた。従って、収穫後、速やかに品温を下げることが最も重要である。また、真空予冷は冷却速度は速いものの、水分蒸散が多く、品目によっては問題となり、産地の地理的条件、品目、入荷から出荷までの時間等を考慮して利用する必要がある。 |
カテゴリ | 加工 管理技術 コスト さといも 出荷調整 そらまめ 品質保持 輸送 |