課題名 | 半乾燥地における植生動態に関する研究(284) |
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課題番号 | 1992000755 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物・保全植生研 |
研究期間 | 継H02~H07 |
年度 | 1992 |
摘要 | 中国科学院沙漠研究所・奈曼実験所周辺の放牧草地において,植生動態・群落微気象ならびに植物生理生態機能を継続調査するための放牧試験区を建設した。5.0haの試験予定地をコンクリート牧柵で仕切り,緬羊の放牧強度をかえた4処理区を設定した。また本試験の基礎データを収集する目的で予備的な植生調査を行った。優占種はエノコログサ属,メヒシバ属などで,家畜の嗜好性の高いマメ科植物も10~20%の植被率でみられた。形態的にはエノコログサなどが放牧圧によって矮性化しているのが特徴的であった。調査時の9月には,すでに家畜にかなり喫食されていたため現存量は少なく,1平方メートルあたりの平均地上部乾重は100g前後であった。 |
カテゴリ | 乾燥 管理技術 植物生理 羊 |