課題名 |
簡易診断キットによる診断技術(5) |
課題番号 |
1992003432 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家畜衛試)
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研究分担 |
研一・細菌1研細菌2研
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研究期間 |
継H02~H04 |
年度 |
1992 |
摘要 |
市販のレンサ球菌同定用の各種キットについて魚病由来レンサ球菌の同定を試み,その有用性を検討した。キットとしては,MINITEK(ベクトンディッキンソン社),API120STREP,及びAPIZYM(いずれもアピシステム社)を用いた。魚病由来レンサ球菌として,Enterococcusseriolicida10株とStreptococcusiniae7株を供試した。MINITEKを用いた同定成績は菌株により大きなばらつきがあり,本法での同定は不可能と思われた。API20STREPを用いた場合は,2菌種をそれぞれある程度特徴づける様な成績が得られたが,依然菌株間でのばらつきがあった。また,得られた成績をコ-ド化してデ-タベ-スから検索した結果は,『同定不能』または『他菌種』となり,本菌種の同定はできなかった。一方,APIZYMを用いた反応成績は,菌株間によるばらつきも殆どなく,2菌種を明瞭に区別することができた。
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カテゴリ |
病害虫
簡易診断
診断技術
防除
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