課題名 |
連続精練装置の開発(182) |
課題番号 |
1992003426 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
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研究分担 |
加工利用・加工技術研
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研究期間 |
完H01~H03 |
年度 |
1992 |
摘要 |
連続精練装置システムとして、精練→ソーピング→水洗→分繊処理→脱水→乾燥→巻取りから成る工程を想定し、本研究では精練装置部分を試作した。ステンレスタンク(400x800x450mm)内にモーターで駆動回転する長さ380mmの糸送りローラー(直径200mm、内径5mm)を2本左右並列に取り付ける。ローラー軸受部にテフロン製のベアリングを装備するとともに、ローラー表面は糸条が滑らかに回転するように研磨した。2本のローラー間隔は一方の端を349mmに固定し、他方の端をネジハンドルで349ー380mmの範囲で自由に可動でき、ローラー傾斜を変えられる。可動側を367mmに設定すると糸条間隔は約8mmとなり、37ー40回巻けて精練液中に約20分間漬かることが分かった。トウの連続精練では全工程にわたってトウにテンションが掛かることなく、同一スピードで進行することが最も重要であることが知られた。
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カテゴリ |
加工
乾燥
効率的生産技術
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