課題名 | 気象環境条件による障害発生機構の解明と防止技術の開発(169) |
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課題番号 | 1992001642 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
生理生態・ストレス研 |
研究期間 | 継S62~H07 |
年度 | 1992 |
摘要 | 低温耐性の付与に効果のある接ぎ木を効率化するために、既に下胚軸平接ぎ法を開発し、トマトでは高い活着率が得られたが、キュウリでは低かった。そこで、接ぎ木部の維管束発達過程を観察した。下胚軸の維管束数は、キュウリでは「南極2号」、「聖護院青長節成」及び「相模半白」が6本,カボチャではC. moschataに属する「金剛」と「雲竜1号」が6本、C. maximaに属する「だいろく」が10~12本,両種の雑種の「ジャスト」が約10~12本と異なった。「南極2号」と「金剛」の下胚軸平接ぎでは、接ぎ木3日後には穂と台の一部の維管束が連絡し,6日後にはその数が増え、9日後にはその太さが増し、12日後には接合面近傍で隣の維管束と連絡した。22日後にはその太さが顕著に増大した。 |
カテゴリ | かぼちゃ きゅうり 生理障害 耐寒性 接ぎ木 トマト |