課題名 | 褐藻中のアレロパシー物質の構造の解明(113) |
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課題番号 | 1992005231 |
研究機関名 |
中央水産研究所(中央水研) |
研究分担 |
加工流通・食保全研 |
研究期間 | 継H02~H04 |
年度 | 1992 |
摘要 | 褐藻中に含まれている水溶性ポリフェノール類の分離精製を試みた。重合度の高い分子に焦点を当て,高速液体クロマトグラフィーで4種のGPCカラムを用い,分析条件を変えて分離を行った。従来のGPCカラムクロマトグラフィーの結果ではプルラン換算で分子量80~100万程度の分画が得られているが,今回使用した中で最も排除限界分子量の大きいカラム(プルラン換算1000万)でも,ボイドヴォリュームにピークが出て,正常な分離が行えなかった。カラムクロマトの場合においても,ゲルとの吸着が問題となったが,高速液体クロマトグラフィーのカラムにおいても主要画分は吸着を起こして溶出していない可能性が高い。一方,分解生成物と思われる分子量5千から1万程度の2画分を得ることが出来た。 |
カテゴリ | アレロパシー物質 |