課題名 | 土壌侵食に及ぼす傾斜と土壌管理の影響(11) |
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課題番号 | 1992002817 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
地域基盤・環境管理研 |
研究期間 | 継S61~H07 |
年度 | 1992 |
摘要 | 傾斜15度と25度のライシメーターに温州みかんと茶を栽培し、地表面管理(清耕、敷わら、草生)と傾斜度が、地表流出水量、流出土量と浸透水量に及ぼす影響を、自然降雨下で比較した。年間の地表流出水量は清耕>>草生>敷わら区、みかん>茶となり、傾斜度の影響は明瞭でなかった。土壌流出量は一般にみかん>茶で、清耕区は59~13kg/aの流出があり、他区は零に近く、前年に比べるといずれも減少した。窒素の流出はほとんどが地表流出水に伴うもので、みかん、茶ともに清耕区においてのみ認められた。施肥量に対する窒素の全流出率はみかんで17~76%、茶では7.4~16%で、両者とも前年の約1/2に低下した。 |
カテゴリ | 温州みかん 管理技術 傾斜地 施肥 茶 |