課題名 | タバココナジラミの生理生態の解明(94) |
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課題番号 | 1992002891 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
生産環境・虫害研 |
研究期間 | 継H03~H05 |
年度 | 1992 |
摘要 | タバココナジラミについては国外では系統分化の知見もあることから、新系統が侵入発生している可能性がある。わが国のこの虫の系統間の相違を明らかにするとともに発生分布、越冬、被害等、生理・生態について解明する。平成3年度はアンケートによる発生分布調査を行い、同時に系統間の差を明らかにするための試験を行った。その結果全国43都道府県で農作物への加害が判明し、スイカズラ寄生のものは在来系統と考えられ、新系統はトマト等で発生を認めた。在来系統はトマト・カボチャ等で増殖しにくく着色異常を引き起こさないのに対し、新系統はスイカズラで増殖しにくいなど寄主選好性の差違が判明した。 |
カテゴリ | 害虫 かぼちゃ タバココナジラミ トマト |