課題名 |
土壌中における生理活性物質の動態と作物の生育制御 |
課題番号 |
1992002897 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試)
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研究分担 |
生産環境・土壌管理研
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研究期間 |
新H04~H06 |
年度 |
1992 |
摘要 |
四国地域の水田二毛作、果樹・畑作は今後も更に集約化の方向にあり、化学資材の過投入による生産環境の劣悪化が懸念されている。そこで、窒素固定機能、雑草・線虫・土壌微生物等の制御に関する他感作用機能、リン酸等の難溶性養分に対する有効化機能、根張り等による土壌物理性改善機能を持つ機能性植物を導入して、生態系と調和した土壌管理技術の確立を図る必要がある。本課題では、特に植物から土壌中に放出されるアレロパシー物質等の生理活性物質の動態を把握し、これを利用した作物の生育制御に関する研究を行う。平成4~5年度は、四国地域に適した機能性植物を、他感作用機能と土壌物理化学性改善機能に着目して選抜し、有望な候補植物については作用している生理活性物質の同定を試みる。平成5~6年度は、選抜された候補植物の圃場評価試験を行い、実用化に適した植物を絞り込み、その特性を評価する。また、作用物質の土壌中における動態を把握する。平成6年度は、決定された機能性植物の実用化試験を行い、生態系と調和した土壌管理に役立つ実用的栽培体系を開発する。
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カテゴリ |
病害虫
アレロパシー物質
機能性
栽培体系
雑草
水田
施肥
土壌管理技術
二毛作
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