課題名 | 東北地域におけるイネ黒すじ萎縮ウイルスの伝染環の解明(58) |
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課題番号 | 1992002309 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
地域基盤・病害生態研 |
研究期間 | 完S62~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | トウモロコシすじ萎縮病の病原であるイネ黒条萎縮ウイルス(RBSDV)の迅速な検出方法の確立を目的とした。RBSDV完全粒子を電顕観察によって安定に検出する方法を新たに開発することにより、効率的な純化精製法を確立した。得られた完全粒子純化液及びその熱変性処理液を供試して抗血清を作製し、精度の高い血清学的診断を可能にしたほか、RBSDV粒子の外殻と内殻の外被蛋白の抗原性が異なることを明らかにした。一方、RBSDVゲノムのクローニングを実施し、得られた800個のクローンをもとにcDNAライブラリーを作成した。残された問題点:RBSDVを利用した遺伝子診断法の確立。成果の受渡し先:研究成果情報(元年度)。 |
カテゴリ | 萎縮病 害虫 管理技術 とうもろこし |