畑地の生態系における鱗翅目害虫の発生変動要因の解析(63)

課題名 畑地の生態系における鱗翅目害虫の発生変動要因の解析(63)
課題番号 1992002315
研究機関名 東北農業試験場(東北農試)
研究分担 地域基盤・害虫予察研
研究期間 延S63~H06
年度 1992
摘要 アブラナ科野菜の害虫であるコナガを、キャベツの葉片を餌として、10℃、15℃、20℃、25℃、30℃、32℃の定温条件、並びに温度が20℃と30℃及び20℃と35℃に24時間交代で変化する変温条件で飼育し、卵から成虫の羽化までに要する発育日数を調べた。発育日数の平均値は、10℃では113.6日、15℃では48.5日、20℃では26.1日、25℃では16.6日、30℃では10.8日、35℃では12.2日であった。ただし、30℃以上の定温条件では飼育個体がすべて幼虫期で死亡したため、30℃と35℃の発育日数は変温条件での発育データから推定した値である。発育速度(発育日数の逆数)をR、温度をT(℃)で表し、Ratkowsky et al.(1983)の経験的モデルを当てはめた結果、(Rの平方根)=0.0106(T-0.542){1-exp[0.430(T-38.0)]}なる関係式が得られた。主要鱗翅目害虫の発生動態の要因解明が不十分であるので、4年度には温度に基づく発生時期の予測、5年度には増殖、移動・分散等の解析、6年度にはフェノロジーモデルの作成を行う。
カテゴリ あぶらな 害虫 管理技術 キャベツ

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