課題名 | 稲遺伝資源の特性評価(83) |
---|---|
課題番号 | 1992002339 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用・稲育種研 |
研究期間 | 継S58~H04 |
年度 | 1992 |
摘要 | ネパール及び雲南省を中心とした中国原産の200品種について、2次特性調査としてのいもち病抵抗性を検定した。検定は慣行の畑晩播法により葉いもち抵抗性を調査した。検定圃場には037レースを接種したが、判別品種の発病状態からみて自然菌の007レースが優占しているとみられる。検定の結果、多くの品種が無発病かごく少ない発病であり、抵抗性極強とされた。しかし、これらは検定圃場に分布するレースに対して働く特殊な真性抵抗性遺伝子を持つと推定され、いわゆる圃場抵抗性(量的抵抗性)は明らかにできなかった。特殊な真性抵抗性を持たない系統については妥当な圃場抵抗性の評価ができた。4年度も同様の検定を行う。 |
カテゴリ | 遺伝資源 いもち病 水田 水稲 多収栽培技術 抵抗性 抵抗性遺伝子 品種 |