課題名 |
赤さび病、うどんこ病複合抵抗性系統作出のための野生種利用(134) |
課題番号 |
1992002380 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
作物開発・品質評価研
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研究期間 |
完H01~H03 |
年度 |
1992 |
摘要 |
B1F1個体(さび系45号/Ae. triuncialis//さび系45号)を養成したが、B1F2個体を得ることは出来なかったので、再度F1個体を養成し約1000の小穂にさび系45号を戻し交配して3粒の交雑種子を得た。3系交配(東北128号/AR-1//ウシオコムギ)の後代から選抜した春播性の3系統を春播栽培と中国農試の協力による暖地での秋播栽培による収量性その他の主要特性を調査し、成績の最も良かったCR-3(2403)にさび系73号の系統名を付した。東北農試周辺圃場で収集したうどんこ病の菌系は、病原力の弱いものが大部分であったが、Okuら(1987)の判定基準にはない新しいレースが見られた。Ae. triuncialis由来のうどんこ抵抗性遺伝子の同定は今後に残され、育成途中の系統は麦育種研に引き継いだ。
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カテゴリ |
育種
うどんこ病
抵抗性
抵抗性遺伝子
品種
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