課題名 | DNA操作による高度ストレス耐性素材の作出、マメ類子実害虫抵抗性(122) |
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課題番号 | 1993000408 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
分子育種・遺子情報研 |
研究期間 | 継H03~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | インゲン種子αーアミラーゼインヒビターのタンパク質並びに酵素化学的特性を明らかにし、アミラーゼ阻害機構・種特異性の原因解明のための研究を行って、機能特性改良のための基礎的知見を集めることを目的とする。本年度は、まず大正金時のインヒビターをPhenyl-Sepharaoseカラムを用いた疎水クロマトグラフィーにより精製し、野生種のものとは疎水性に大きな差があることを明らかにした。枯草菌α-アミラーゼはインゲンのインヒビターによる阻害は受けないが、小麦インヒビターにより強く阻害されることがわかった。タンパク質工学的に作製した枯草菌α-アミラーゼの部位特異的変異体と小麦インヒビターとの相互作用を活性測定と電気泳動により調べることによって、α-アミラーゼの活性部位が関与しており、特に触媒基が必須であることを明らかにした。 |
カテゴリ | 育種 害虫 小麦 抵抗性 |