課題名 | 山間地の草地管理法の研究-簡易草地更新機の高性能化(19) |
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課題番号 | 1993004038 |
研究機関名 |
生物系特定産業技術研究推進機構(生研機構) |
研究分担 |
畜産工学・飼生研 |
研究期間 | 完H02~H04 |
年度 | 1993 |
摘要 | 効果の高い簡易更新技術確立のための資料を蓄積するため、昨年度に試作機を用いてチャードグラス(以下OG)を追播した大分県畜試採草地の植生を追跡調査した。また、試作機に改良を加えてバヒアグラス草地(九州農試圃場)へのイタリアンライグラスやエン麦の導入を試みるとともに、所内採草地において土壌pHが異なる試験区を設けて試作機で更新作業を行い、立毛本数の調査等を行った。大分県畜試採草地の植生調査では、1年後のOGの割合が20~50%に、積算優占度(SDR2)が更新前の19から75~100に向上するなど、試作機での植生改善の効果を確認できた。また、九州農試や所内採草地の試験では、試作機の汎用利用の可能性が認められるとともに、土壌のpH調整と同時施肥が更新効果の安定化に有効であることが伺われた。 |
カテゴリ | イタリアンライグラス えん麦 飼育技術 施肥 低コスト |