| 課題名 | 難裂開性高度抗酸化性良質ゴマの育成(67) |
|---|---|
| 課題番号 | 1993002671 |
| 研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
| 研究分担 |
作物開発・育種素材研 |
| 研究期間 | 継H03~H05 |
| 年度 | 1993 |
| 摘要 | 77系統のゴマを用い、最下さくの裂開時に茎中央部を25cm切取り、40度で風乾した。この茎片を逆さまにして自然脱粒割合を求めた。次に振幅約4■、振動数5Hzの振動器に逆さまにとりつけ、振動脱粒割合を求めた。自然脱粒割合と振動脱粒割合は高い相関関係にあった。2つの脱粒割合とも早まきの方が有意に小さかった。このことは、脱粒性は遺伝的特性とともに、栽培条件等の要因も関与していることを示している。本年度の試験で、振動脱粒割合が0.1以下の難脱粒性系統が6つ得られた。内訳は難列開型が1つ、対座接着型が4つ、混合型が1つであった。また80度で乾燥すると裂開程度が小さくなり、裂開の機構には乾燥だけでなく、他の要因も関与していると考えられた。 |
| カテゴリ | 育種 乾燥 ごま 栽培条件 品種 |