課題名 | 環境ストレス下の根の活性評価技術開発のための基礎研究(104) |
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課題番号 | 1993002700 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畑地利用・施設栽培研 |
研究期間 | 単H04~H04 |
年度 | 1993 |
摘要 | ホウレンウなど軟弱野菜の生産では、夏期の高温、乾燥などの環境ストレスに起因する生育不良、品質低下が問題となっている。そこで、温度環境がホウレンソウの根の形態と機能に及ぼす影響を検討した。15℃、23℃、30℃の恒温室内で根系観察装置を用いて、根系形成状況を計測した。23℃で全根長は最も伸長し36m、次いで15℃で18mとなり、30℃では褐変し3mであった。根長の1日当たりの相対生長率は、15℃で0.07に対して30℃は0.01と低い値であった。根の部位別αナフチルアミンの酸化活性は、主根及び側根とも基部で低く先端で高くなったが、30℃ではいずれの部位とも活性が低く、高温が根の機能を著しく低下させていることが明らかになった。 |
カテゴリ | 乾燥 施設栽培 評価法 ほうれんそう |