課題名 | 環境要因と野菜の生育反応、品質変動の解明(107) |
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課題番号 | 1993002702 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畑地利用・施設栽培研 |
研究期間 | 継H03~H07 |
年度 | 1993 |
摘要 | 施設の周年利用では、夏期の高温乾燥及び冬期の寡日照などの環境ストレスによる野菜の生育、品質が問題となる。そこで、培地の水分ストレスがホウレンソウの水ポテンシャル、生育に及ぼす影響を調べた。水分ストレスのない状態では、葉の水ポテンシャルは-0.6メガパスカル程度であるが、土壌の乾燥状態(-3.3メガパスカル)で、葉の水ポテンシャルは-2.5メガパスカルまで低下した。水耕液へのポリエチレングリコール添加による水分ストレスは、無添加に対し地上部は1/2、地下部は2/3の生育であった。土壌の乾燥や水耕液の浸透圧上昇といった培地の水分ストレス条件下では、地上部に比較して根の生育抑制程度は軽かった。 |
カテゴリ | 乾燥 施設栽培 ほうれんそう |