課題名 | 赤黄色土草地植生における植物間相互作用因子としてのアレロパシー発現機構の解明と制御(135) |
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課題番号 | 1993002732 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試) |
研究分担 |
畜産・草地飼料研 |
研究期間 | 完H01~H04 |
年度 | 1993 |
摘要 | 草地におけるアレロパシー発現候補植物の活性物質を検索した結果、ススキ茎葉中のクロロゲン酸、ハルガヤ茎葉及び生育土壌中のクマリン、ホソムギ根滲出物及び生育土壌中のp-メトキシ安息香酸、パルミチン酸、ヒヨドリバナのo-クマル酸など、各種の化合物が単離・同定された。温度、光、養分、刈取などのストレス因子は概してアレロパシー物質の生産、作用力を高め、また、赤黄色土では黒ボク土よりもアレロパシー物質作用が発現しやすく、腐葉土の混合は土壌中におけるそれらの作用を低減させた。発現機構の制御に関する諸問題については新しい課題「赤黄色土草地植生における植物間相互作用因子としてのアレロパシー発現機構の制御」の中で検討する。 |
カテゴリ | アレロパシー物質 飼育技術 飼料作物 |