課題名 | アスパラガス組織培養体の超低温保存(135) |
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課題番号 | 1993002083 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
作物開発・野菜研 |
研究期間 | 完H02~H04 |
年度 | 1993 |
摘要 | アスパラガスの培養個体の節部切片を0.7Mショ糖を含むMS培地で2日間前培養した。乾燥のみの場合でも含水率が19%以下になると生存率は急激に減少した。前培養を行なった節部切片と行なわないものを用いて糖の含量を測定した。その結果、2日間の前培養によってショ糖及びグルコース、フルクトースが増加していることが明らかになった。一方、乾燥後液体窒素処理したアスパラガスのエンブリオジェニックなカルスの生存に及ぼす前処理の影響をみたところ、0.7Mショ糖及びショ糖とABAを含んだ培地での前培養が効果的であった。乾燥及び液体窒素処理に対するABAの効果は、明らかではなかった。液体窒素処理したカルスからはその後、体細胞胚経由で植物体が得られた。 |
カテゴリ | アスパラガス 乾燥 寒地 品種 |