課題名 | 北部地域における土壌ストックの形成と養分フロ-(149) |
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課題番号 | 1993002097 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
畑作管理・畑土壌研 |
研究期間 | 継H04~H10 |
年度 | 1993 |
摘要 | 土壌への投入有機物としての牛厩肥とてんさい茎葉を、湿性黒色火山性土と褐色低地土に混和して、窒素の無機化特性を調べた。両種土壌とも、有機物無添加と牛厩肥添加の場合には、無機態窒素の蓄積経過はゼロ次反応モデル式とアレニウス式とで表すことができ、牛厩肥の添加により無機化速度が増大し、みかけの活性化エネルギーが減少していた。てんさい茎葉添加の場合には、有機化を考慮にいれた一次反応モデルに従っていた。牛厩肥の投入により作物への窒素供給は増大するが、てんさい茎葉の場合には投入直後に減少することを、温度変動を考慮にいれて数量的に推定した。また、作物残渣窒素の後作物への利用を解析するための材料として、てんさい、とうもろこし、春播小麦の15N標識残渣を作成した。 |
カテゴリ | 寒地 管理技術 小麦 ストック 低コスト てんさい とうもろこし |