課題名 | 流通加工適性品種の栽培技術による高品質化(156) |
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課題番号 | 1993002103 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
畑作生産・品質評価研 |
研究期間 | 継H01~H05 |
年度 | 1993 |
摘要 | 研究実施計画に従って剥皮黒変を抑制するための栽培条件の検討を行った。品種をホッカイコガネに限定し、文献的知見に基づいてマグネシウム、カリウム及び銅など肥料成分を高めた基肥を施肥して栽培したが、剥皮黒変との間に関連を見出せなかった。フェノール物質の生合成を阻害するアミノオキシ酢酸系の植物化学調節剤を生育途中の塊茎形成期に茎葉散布した試験では、収穫したばれいしょ塊茎中のフェノール物質含量が最高で1割強減少し、剤を散布しない対照と比べて剥皮黒変が抑えられた。その時の剤の濃度及び散布量はそれぞれ500ppm、200ml/■であった。平成5年度は日をずらせて更に散布するなど散布回数を増やして検討を行う予定である。 |
カテゴリ | 肥料 加工適性 寒地 栽培技術 栽培条件 施肥 低コスト ばれいしょ 品種 |