課題名 | 林木根系の生長と環境(45) |
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課題番号 | 1993004140 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
森林環境・環境生理研 |
研究期間 | 完S49~H04 |
年度 | 1993 |
摘要 | 人工基盤に植栽された樹木の根系、樹木根系の土壌緊縛力、温度と根系の成長について研究を進めた。人工基盤は樹木の根の成長にとって、緊密過ぎたり、養分不足であったりする場合が極めて多く、また、その状況も一様ではないため、個々の状況の判断を的確に行い、土壌改良する必要がある場合が多かった。多くの樹木を用いて調べた結果、根系の土壌緊縛力は、おおむね根系の量に相関があるが、なかでもケヤキ、ウバメガシで根量あたりの土壌緊縛力が大きく、イチョウでは小さいことを明らかにした。さらに、根の成長は地温に大きく影響を受け、適温域は暖帯樹種では比較的高く、温帯樹種で低いことなどを明らかにした。 |
カテゴリ | いちょう 植物相 土壌改良 |