課題名 | 餌木植栽による鳥類の誘致試験(298) |
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課題番号 | 1993004364 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
多摩(主研) |
研究期間 | 継H01~H06 |
年度 | 1993 |
摘要 | 野生鳥類の餌となるガマズミ、トキワサンザシ、シャリンバイ、コムラサキなどの成熟した果実を採食するために飛来した鳥類は、ヒヨドリ、ツツグミ、オナガ、メジロなど総数17種類であった。これらはトキワサンザシ、ガマズミ、コムラサキ、シャリンバイの順に多く採食利用され、全体24%がトキワサンザシに集中し、採食利用された食餌木は総数9種であった。自然樹木では、ビワ、カキ、イヌツゲ、ヒサカキの順で採食利用され、ヒヨドリ、オナガ、ツグミ、メジロなど11種類が利用した。誘致林、自然樹木とも採食に飛来した鳥類群集は、ほぼ同じ傾向を示した。採食に飛来する鳥類は、動物に対する警戒心が強く、また人為的影響も高かった。 |
カテゴリ | かき がまずみ 管理技術 びわ |