トドマツ枝枯病菌の生態及び侵入機構の解明(365)

課題名 トドマツ枝枯病菌の生態及び侵入機構の解明(365)
課題番号 1993004433
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 北海道・樹病研
研究期間 継S60~H05
年度 1993
摘要 枝枯病菌接種苗を氷点下で約2か月間越冬させ、越冬温度と発病の関係を調べた。試験の結果、-5℃区での罹病枝率16.4%、-7℃区では0%、-10℃区では1.7%であった。この後、温度を+0.5℃にして約3週間経過させ再調査したところ、罹病枝率は-5℃区で47.4%、-7℃区で17.9%、-10℃区では6.7%に上昇した。以上の結果から、枝枯病の発病限界温度は-5℃付近にあり、温度が0℃近くに移行すると、発病が急激に上昇することが明らかにされた。-5℃という温度は枝枯病被害造林地の厳冬期の積雪層温度にほぼ一致し、この間、枝枯病菌が宿主に容易に侵入できないのは、温度条件が病菌の活動限界温度であるためと考えられた。
カテゴリ 病害虫 管理技術 経営管理 防除

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