ブナ種子害虫の被害実態とその生態の解明(431)

課題名 ブナ種子害虫の被害実態とその生態の解明(431)
課題番号 1993004491
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 東北・昆虫研
研究期間 継S62~H08
年度 1993
摘要 ブナの天然更新を阻害する要因のひとつである種子害虫について、その実態を明らかにするため、固定試験地(安比、八幡平、八甲田)にシードトラップを設置し、落下種子の被害調査を行った。昨年は各地で種子の生産が激減したが、本年は八甲田では激増したものの、安比、八幡平では増加しなかった。虫害率は安比38%、八幡平65%であったが、八甲田では12%と低く、これはブナヒメシンクイの加害率が低かったためであった。このため、健全率は70%になった。安比、八幡平でも若干の健全種子が得られた。本年は虫害率が低かったものの、新しい加害種が多くみられた。特にナナスジナミシャクが開花直後の殻斗に穿入することが確認されたほか、この時期、葉と共に殻斗を食害するものが20種以上明かになった。
カテゴリ 害虫 なす

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる