課題名 | 亜高山性樹種の稚樹の生長と発生環境(482) |
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課題番号 | 1993004541 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
木曽(主研) |
研究期間 | 延S60~H07 |
年度 | 1993 |
摘要 | 18年生稚樹の残存率は、裸地とダケカンバの下層が29%、イチゴ類、ササの下層ではそれぞれ3%、4%である。ダケカンバの下層の平均稚樹高は更新完了の一つの目安とされる31cmにようやく達したが、裸地ではあと2~3年は要するであろう。また、イチゴ類やササの下層の稚樹は裸地よりも大きいが、葉量も少なくひ弱で数年後には枯死するものと思われる。ダケカンバ更新地は伊勢湾台風で林冠が極度に破壊され、倒木の根株に成立した林分である。更新初期の本数は場所によってかなりの差異がみられるが、徐々に減少して少ない場所では安定してきた。更新完了の見極めまであと数年を要するとみられるため、研究期間を延長して調査を続ける。 |
カテゴリ | いちご 管理技術 |